逆流性食道炎

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逆流性食道炎

逆流性食道炎とは|逆流性食道炎になる原因

逆流性食道炎とは|逆流性食道炎になる原因

逆流性食道炎は胃酸が食道に逆流するために食道粘膜が傷つく病気です。夜間に症状が出ると睡眠障害を起こし、日常生活の妨げとなる場合もあります。

逆流性食道炎を生じた食道粘膜は治癒過程で本来とは異なる状態に変性する場合があります(バレット食道)。バレット食道は治療対象ではありませんが、食道がんを生じやすくなるために胃カメラ検査での経過観察が欠かせません。

年齢とともに増加する病気で、食道と胃のつなぎ目に不具合が出る食道裂孔ヘルニアが加齢で増加するため発生すると考えられています。特に腰が曲がった方は起こりやすいのでご注意ください。また若くても肥満がある場合も起こりやすいので気をつけましょう。

逆流性食道炎の症状

胸焼けや口に苦い液・酸っぱい液が上がる呑酸(どんさん)が代表的な症状です。症状がとても強くつらい思いをする方もいます。症状は脂肪分の多い食事や甘いものを食べた後に出やすくなります。したがって夕食が誘因となって夜間就寝中に症状が出現し、その結果睡眠が妨げられる場合も少なくありません。

その他、のどの違和感や声のかすれに悩まされる場合もあります。その一方で食道に炎症を起こしていても全く自覚症状がなく、たまたま受けた検診や人間ドックの胃カメラ検査で逆流性食道炎が見つかる方も珍しくありません。

逆流性食道炎の症状を頑固に続く咳や胸痛として自覚する方がいます。これらの場合は肺疾患や心臓の病気と間違う場合があるので注意しましょう。

逆流性食道炎の検査方法

逆流性食道炎の検査方法

逆流性食道炎診断の基本は胃カメラ検査です。胃カメラ検査でびらんや潰瘍と呼ばれる炎症所見の有無を確認し、特に胃に近い食道下部に炎症所見があると診断が確定します。

なお逆流性食道炎と同じ自覚症状があるにもかかわらず、胃カメラ検査で炎症所見を認めない方も少なくありません。この状態は非びらん性胃食道逆流症(NERD、ナード)と呼ばれており、逆流性食道炎と同じように扱われます。逆流性食道炎とNERDを合わせて、胃食道逆流症(GERD、ガード)と呼びます。

胃カメラ検査でわかるのは逆流性食道炎の有無だけではありません。逆流性食道炎の原因となる食道裂孔ヘルニアや上述したバレット食道の有無も検査ではっきりとわかります。