腹部エコー検査について

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腹部エコー検査とは

腹部エコー検査とは

腹部エコー検査(腹部超音波検査)はお腹に超音波を当てた時に臓器から反射される波を画像化する検査で、各臓器の断面を可視化できます。おなかの表面にゼリーを塗った探触子(プローブ)を当てるだけなので、痛みや苦痛は全くありません。

腹部CT検査も同じ目的で行われますが、放射線に被爆します。腹部エコー検査では超音波を使うため、放射線の被爆はなく、ほかの副作用もありません。そのため健診や人間ドックでもしばしば行われています。

なお空気を多く含んでいる胃や腸の観察は腹部エコーよりも胃カメラや大腸カメラ検査が適しています。詳細は「胃カメラ検査について」、「大腸カメラ検査について」をご覧ください。

腹部エコー検査でわかること!定期検診で病気の早期発見にも

腹部エコー検査は肝臓、胆嚢、胆管、膵臓、腎臓、脾臓の観察には欠かせません。石(胆石や腎結石)や腫瘍(がんやポリープ)の有無、臓器の形状や大きさを観察します。検査は「痛いのはここですか?」のように会話をしながら可能です。

腹部エコー検査は特に脂肪肝、肝硬変の診断や経過観察に不可欠な検査で、最近の装置では肝臓の硬さや肝臓内脂肪含有量が測定可能になりました。当院でも導入しており診療に活躍しています。

がんの早期発見目的で定期的に腹部エコー検査を行う場合があります。肝臓がんが発生しやすいウイルス肝炎、脂肪肝炎、肝硬変を患っている方は定期的に腹部エコー検査でがんができていないかを監視します。

腹部エコー検査の流れ

腹部エコー検査の流れ

手軽に検査できる点が腹部エコー検査のメリットで、ベッドで横になったらすぐに検査が開始できます。ただし食後だと腸内にガスが増えて観察しづらくなる場合があるので、予定をして腹部エコー検査を受ける際には直前の食事を控えてください。

痛みがある部位や検査値で異常が推定される場所を中心にエコーで諸臓器を観察していきます。異常所見の有無や重症度にもよりますが、所要時間は15~20分程度です。

ところでお腹の中には子宮、卵巣、膀胱、前立腺など婦人科医や泌尿器科医が得意とする臓器があります。当院の腹部エコー検査で婦人科疾患や泌尿器科の病気が疑われる場合は適宜専門医にご紹介させていただきます。